材料の開発

フィンチューブについての基礎知識

フィンチューブというのは、金属製の管の外周にフィンと呼ばれる突起を取り付けたチューブのことです。

フィンは熱交換器の伝熱面積を増やす役割を果たし、熱伝達率を高めます。

このタイプのチューブは気液などの熱交換に適しており、様々な産業や用途で利用されています。

主に2種類のタイプが存在しており、それぞれエロフィンチューブとプレートフィンチューブと呼ばれています。

2つのタイプのうち前者は、チューブの外周にフィンを螺旋状に巻き付けて高周波抵抗溶接法で連続的に溶接したものです。

伝熱面積が大きいことに加えて、風量が比較的少ないことから自然対流の用途に適しています。

材質には炭素鋼や低合金鋼、ステンレス鋼などが使用されているのですが、腐食時に交換できないという点に注意しなければなりません。

後者は、プレート形状のフィンをチューブに圧入してユニット加工したものです。

フィンに切り込みを入れることによって管外のガスの流れを乱流にし、熱伝達率を10パーセントから15パーセントほど向上させています。

風量がある程度確保できる場合に適しており、エロフィンよりもコンパクト設計が可能です。

材質にはアルミニウムや銅などが使用されているのですが、こちらも腐食時に交換することはできません。

以上があらかじめ頭に入れておきたい基本的な情報ですが、より詳しく知りたいという場合にはインターネットで検索すると分かりやすい解説サイトが見つかるはずですので、そういったものも参照してみるとよいでしょう。